
1/1
蔵書の苦しみ 岡崎武志
¥500 税込
SOLD OUT
送料が別途¥120かかります。
本壁面本棚などは憧れであり、夢のような空間ではありませんか?
などと考えながら読み進めるが、蔵書がたくさんあるといっても、私などの想像では200冊・300冊。
ところが、本書に登場してくる方々は、2万冊・3万冊の蔵書をお持ちで、夢の壁面本棚などは、満杯で、玄関から部屋に続く廊下にも。本が積み上げられ、寝室などは寝る場所以外は本。
古本屋さんが買い取りにこられても、布団を踏んで歩かないと移動できない。
本を繭のように暮らしておられ、とても幸せなのであります。
不便なことといえば、その時に再読したい本が見当たらず、また買ってしまう。
2Fの部屋に本を置きすぎ、1Fの大家さんの部屋の扉が重さで歪み閉まらなくなってしまう。
本のエンゲル係数が高すぎる・・・
そして、手放すのが身を斬られるがごとく辛い。だって、一冊、一冊に思い入れがありすぎて。
かといって不便な事が多くなりすぎて、、、トランクルームなんてものは焼け石に水。
さて、本書に火事でお宝が全部燃えてしまった方のセリフが掲載されておりました。
「焼けた本の山は真白な灰の山でした。きれいでしたねえ。足を突っ込んだらズブリと膝まで入っちゃった。まるで軽いケーキの中へ足を突っ込んじゃった感じでした。」
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥500 税込
SOLD OUT
最近チェックした商品
その他の商品