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私の心に響いた24人 無名の女たち 向井万起男
¥500
向井万起男さんをご紹介するにはどうしても、 「宇宙飛行士の向井千秋さんの夫です。」 となってしまう。 その辺はご本人も嫌になるくらい自覚があり、郵便物の宛名が、 『向井万起男』ではなく『向井万起夫』となっているものを見つけると、相手に悪意がないのがわかっていても、イライラする……ちょっと女々しい。(この言葉も少し差別的!?) しかしながら、ただの夫ではなく、ご本人も慶應義塾大学の医師であり、十分に社会的地位、、文句をつけられないくらいヒエラルキーが高いのである。 そんな、向井万起男さんが出会った、事務員や看護師や編集者、その女性の放つ言葉により気づかされた事。 24人だから24章あり 私の自尊心を傷つけた人 私の虚栄心をなじった人 私の老婆心を無視する人 などなど。 気さくで素直な先生だから出来た事であって、仰け反って偉そぶって満足しいるより楽しい生き方かと感じます。 女性登用が諸外国に比べて遅くても、有名になれなくても、誰かの心に響いたんなら満足ではございませんか。 この心に響いたというのも、たぶん同性から言われた言葉であれば、響いてなかったかもしれません。 この頃、騒いでいる女性たちは、きっと、自分が女性であることで不利益を受けたとか、正当に扱って貰ってないとか、さまざまなジレンマを抱えていることは想像出来ますが、 自分が女性である事の有利さをこの一冊で発見できるのではないでしょうか。 女性蔑視だ。老害だ。と騒がしいこの時期に手に取って頂きたい一冊です。
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ある特別な患者
¥700
SOLD OUT
「ある特別な患者」 エレン・デ・ヴィッサー / 芝 瑞紀 / エレン・デ・フィッサー 定価: ¥ 1700 #エレン・デ・ヴィッサー #芝瑞紀 #芝_瑞紀 #エレン・デ・フィッサー #本 #社会/一般 医師、看護師、臨床心理士、獣医 人や生き物を救い、人や生き物に寄り添い。 それらを生業としている方々は、心にバリアを敷いているはず。 職業柄、毎日のように、目の前で悲しいことが起きていて、一人一人の患者に寄り添っていては、自分が潰れてしまう。 ある大学病院の医師に、 「闘病記の悲しくならない読み方はのコツを教えてください。」 と質問した時、 「闘病記は読まない」 と答えられ、 ”そんな事で患者に寄り添えるのかなあ。”と不思議な気持ちになり、どことなく悲しい気持ちになった。 読まない理由もわからなくはない。 なぜなら、実際、治る病気……例えば外科なんかだと希望が見える。 だが、予後が見えていて、今後の先行きが真っ暗ならば、治すのが仕事の医師にしてみれば、 無力感にさいなまれるからだ。 こちらの一冊は、そんな医療従事者たちが、逆に救われたのか教えられたのか、バリアを突破してきた患者に出会った体験が89話。 医療従事者である前に一人の人間であることが垣間見える。 世の中の悩みは人間関係に起因するといわれ、 ニュースをみても、あちこちで人と人が争ったり、己が一番になると競争しては、他人を蹴落とすことばかり考えている人たち。この世界は魑魅魍魎かと、もうニュースは観たくないと思うことはございませんか。 そんな毎日の中でも、 「人っていいなあ」と感じさせてくれる一冊です。
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わら一本の革命 福岡 正信
¥500
SOLD OUT
『いやしくも天下に一事一物を成し遂げようとすれば、命がけのことは始終ある』 という名言は、かの伊藤博文。 こちらの著者は、自然農法を成し遂げる為に生涯を過ごされた方となります。 もともと横浜の検疫で勤務されており、数年勤め、大病を経験した事で、 「この世には何もないでじゃないか」と悟られる。 ・・・ちょっと、解釈としては、”砂上の楼閣ではないか”と悟られたのかなと感じました。 最初の数ページは若かりし頃のお話で、著者の自慢は、淡谷のり子とダンス・ホールでチークダンスを踊った事らしいです。 ・・・偉大なボリュームで抱えきれなかった。今でもあの感触は忘れられない。・・・本文より さて、福岡さんが目指したのは、自然農法でありますが、何の為かといいますと、 お百姓さんが楽をするためです。 現に、福岡さんの自然農法とは、 ただ稲のあるうちに、稲の頭の上から麦をばらまいて、稲を収穫したときに出来たわらを、その上にふりまくだけ。なのに多収穫。 そして、何の目的で楽をする事を目指されたのか。それは、労働時間を短くして残った時間を文化的に過ごす為。 現在、第一次産業の就業者は人口の10%ほどと言われておりますが、アメリカなどでは、トラクターを使った大規模農園にもかかわらず、サンキストなどの商社ばかりが収益を出し、実際の就農者は全く生活が楽にならない。 そして、大多数の私たちが働く第三次産業に於いても、自身の収益を上げようとすれば、ちょっとずるくならないといけなかったり、責任を誰かに押し付けないといけなかったり、他人を出し抜かないといけなかったり。 パソコンなどの機械の発達についても、機械が出来た事で、これまで手計算で1日3件こなしていた業務が1日10件こなせるようになり、世の中のスピードが上がっただけで、人の暮らしはちっともゆとりがなく楽にならない。 福岡自然農園には、そんな暮らしに疲れてしまった若者たちが自然に集まってきて就農し、生きる意味なども考えながら過ごされております。 そんな若者が放った言葉が最初の、 「革命は、ひとりひとりがやるもの・・・」 かのジョン・レノンも訪れたという、(福岡さんにお聞きしても”さあ。来てたかね。いろいろな人が来るからわからないよ”というお返事らしいです。)福岡自然農園のマーマレードなどは、2019年の英国のマーマレード・アワードではゴールドメダル受賞。 ちなみに40ヵ国、3500個のエントリーの中から選ばれているので本物かと存じます。 そして、 冒頭の伊藤博文の名言は 「依頼心を起こしてはならぬ。自力でやれ」と続きます。 生涯をかけて福岡さんが確立された自然農法は、息子さんの雅人さんに続き、現在はお孫さんの大樹さんにより受け継がれております。 本書は読みにくさは哲学書のごときですが、人が本当に大切にしないといけないものは何か。 また、幸せとは何かも知ることに繋がる一冊かと感じます。 本の帯には、 【<現代の老子>が語る無の哲学と実践】 ベストセラーで本屋さんに積みあがってるものではございませんが、 1983年 初版第1刷発行、そして2020年 新版第30刷発行。 ロングセラーと呼べる一冊です。
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FACTA 2021JULY
¥500
SOLD OUT
本屋さんでは販売しておりません。 なので、ISBNもバーコードもございません。 年間購読料15,600円。 週刊文春、週刊新潮、東洋経済、Newsweekでは物足りない方向けの情報誌。
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無理の構造 細谷 功
¥800
SOLD OUT
努力が報われず、抵抗が無駄に終わるのはなぜか。その原因を解き明かし、メカニズムを意識することで可能になる思考の「コペルニクス的転回」。 せめてわかっていない事をわかっている人でありたい。 認知症だって忘れている事を忘れてしまう事が問題なのだから。
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週間 東洋経済 ベストブック2021
¥500
SOLD OUT
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タテ社会の人間関係 中根 千枝
¥500
SOLD OUT
とある企業にて、「問答無用!」と本来では、話し言葉では使わなない言葉を発した方を拝見した。 1967年第一刷発行 そして2017年第百二十八刷発行 まさに不朽の名著 日本社会はこの50年、何も変わっていなかったのか?! 日本の組織では、その方の資格や役割よりも、組織の中でどのような立場にいるかを重要視するらしい。 確かに、 外国人の社長の下で働いていた時は、相手が社長といえどもどんどん自己主張が出来た。 いや、しなければならなかった。 それが、日本の企業に転職するやいなや、戸惑ってしまったではないか。 最後に、 日本の企業社会では、みなんで一つの仕事を遂行することよりも、自分の感情やプライドを優先する。 とあった。 昨今の新入社員は、上司の誘いをいとも簡単に断るそうな。 賛否両論あれど、一人でも多くの方が、自分なりの信念に従って、幸せに生きていける社会で有る事を切望します。
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死体が教えてくれたこと 上野正彦
¥800
SOLD OUT
東京都の監察医として、いわゆる公務員の職を定年されてからも、世間から必要をされ続け、新たなキャリアで30年。89歳の時に執筆された一冊。 「死体は語る」が監察医 篠宮葉月(高島礼子主演)でドラマ化されてから、やっとその職業が世間に認知されたと思われます。 著者は、医学部卒業後、監察医一筋。そこには人間ドラマがあり、抜けられなくなった様子。 本書「死体が教えてくれたこと」は”14歳の世渡り術のシリーズの中の一冊であり、内容も分かりやすく、あまりにも残酷な事例は掲載されていないためお勧めかと感じます。(2018年初版) 著者、上野正彦先生においては、そんなに知名度はございませんが、本人自ら名誉は求めていなかった。 先生の功績に「錐体内出血」というのがあるのですが、世界的な発見をしたのだから、「上野の出血」と名付ければいいという周りの勧めには乗らず、錐体という骨の名前のままに「錐体内出血」と名付けられました。 医学をやっている者が錐体と聞けば「あの骨なんだ」とすぐにわかることだ。死者を診る医師がそれぞれ、「錐体内出血」と普通に認識すればよいだけのことである 現在は、公務員を引退されており、本書では”明日のジョーはラストで生きているのか死んでいるのか、専門家の意見を聞きたい”などという依頼があり、専門的な見解では「生きている」との結論に達したエピソードも。実際に、作者もどちらに転んでもいいように、続編も書きたくなったら書けるようにあいまいにラストシーンを描いたようです。・・・ジョーのファンは大喜びだったもよう。 上野正彦先生が数々の著書で訴えられている事、それは生涯の経験から、 「自殺の馬鹿らしさ、殺人の愚かさを知り、生きる事の大切さ、死ぬことの切実さを知ってほしい。”死”から”生”を見ることで”命の尊さ”を理解してほしい。」 先生に言わせれば、「小説などで美しく描かれている心中などは、所詮醜い水死体。」 ティーン向けの本になりますが、どちらの世代のお方にもおすすめとなり、もっと知りたくなり、とても悲しい出来事にも、第三者の感情で読み進める事が出来そうなお方は「ずっと死体と生きてきた。」を次に手に取られたら如何でしょうか。(2001年初版)
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日本の分断 切り離される非大卒若者たち 吉川 徹
¥300
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著者は某旧帝国大学大学院人間化学研究科博士課程修了。 そんな著者に「分断」(なんだか、トランプ政権誕生した時から流行った言葉?!)といわれても 「こっちはこっちで楽しくやってますから。」 となる方々も多いんじゃないかしらん。 実際に、高学歴で高収入の男女は、お互いに高学歴高収入の相手を見つけ、パワーカップルとなるそうです。(例外もあるだろ。) しかし、そんなカップルは子どもの数が、一般的なカップルより少ないそうです。(そりゃそうだろ。仕事と子育て両立めちゃくちゃしんどいし) あぁ。もう、ガンバリズムはやめませんか。 ※おかしな商品説明になってしまいました事をお詫び致します。
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勇気をくれる 後ろ向き名言
¥400
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うまくいかない時に「ポジティブに。」なんて、「うっせえわ!」 そんな時はひたすら後ろ向きに、まあ、別に横向きでも誰にも迷惑かけないような。 名言と、そちらの解説。 どんなシチュエーションでどんな毎日を過ごしている方が発した言葉か。 巻末には東日本大震災に寄せられた言葉も。 世の中捨てたもんではございません。
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Discover Japan 2020.6
¥900
日本の文化や伝統について深く掘り下げた雑誌、 Discover Japan 今回は本の特集です。 「出かけれないなら本を読めばいいじゃない。」ってな訳でしょうか。 緊急事態宣言中に発売されました。 個人的には、出かけれても本は読みたいです。 しかし、「出かけれるけれど本を読む。」と「出かけれないから本を読む」では楽しさが違うことにも気がつきました。 いずれにしましても、保存版かと思います。
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あつかったらぬげばいい ヨシタケ シンスケ
¥800
SOLD OUT
いつもいつも怒られる事が怖くて、繊細で自意識過剰で、うじうじ悩む。 コソコソと出版物のイラストを描き、出来上がるまではご家族にも見せない。 だって、怒られるのが嫌だから。 そんなヨシタケシンスケさんのによる一冊。 ヨシタケシンスケさんは実は大変な高学歴でありながら、人より感性が研ぎ澄まされた方にて、ご本人はきっと考えて、考えて、考え抜いて答えを出してくれている。 その出た答えは、一般的な人の答えと同じなのですが、実は一周回ってたどり着いている。 だから、本書は1ページ読むのに5秒ほどしかかからないけれど、理解するのには何時間もかかる。 ヨシタケシンスケさんが自分の中で、咀嚼して、消化して出してくれた答え。 みなさんが悲しくならないように、元気が出るように考えに考えてだしてくれた答え。 ほとんど、いつも難しい顔をして考えている哲学者のように。 私たちの代わりに導きだしてくださった答えを持って、私たちは元気に毎日を過ごしたいと思います。
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悪意の心理学 岡本真一
¥500
SOLD OUT
被害者にも加害者にもならないためにと、悪意なく書かれた心理学本。 どんなに知識がああろうとも、悪意とともに使ってしまえば、負の連鎖。 ノブリスオブリージュ実践すべきではありませんか。
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TIME CAPITALISM 松岡真宏
¥1,000
SOLD OUT
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蛭子の論語 蛭子 能収
¥500
SOLD OUT
蛭子能収と孔子 まさに、ハイブリッドでしょ。 蛭子さんと、孔子さんの思考は交差するのか?! はては、平行線か?! ※ハイブリッドとは 「種や品種が異なる植物や動物から生まれた子孫。例えばラバのようなものである。そして2番目に挙げられている意味が「ふたつの要素を組み合わせて作られたひとつのもの」 (参考:Wikipedia)
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私のことはほっといてください 北大路公子
¥500
SOLD OUT
この本かどうかは忘れましたが、史上最弱昼酒ライター北大路公子さんのエッセイには、 毎朝、″今日は何で行こ〝 と考え、 ・・・例えば、″今日はCIA工作員になりきる。″ と決定し、退屈な毎日を楽しんでいる主婦が登場致しました。 「私は頑張らなくていい」「好奇心は身を滅ぼす」数々の名言を残しておられる北大路さんの著書をぜひ。
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音律と音階の科学 小方 厚
¥500
SOLD OUT
ドレミファソラシド は誰が決めたん❓❗️ 全全半全全全半って、、、 ややこしくない❓ ピアノはいいよね。そんなふうに並んでんだから、そんな音階を作ったピタゴラス。 もしや、ピタゴラスがいなかったら、ピアノの黒鍵はなかったのか❓ 音楽って数学と密接な関係だったんですね。
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不老革命 若返りの「奇跡」 春山 茂雄
¥500
SOLD OUT
ベストセラー「脳内革命」(もう四半世紀前ですね)の著者による年齢の重ね方。 いま、私たち医師が行っている医療で、実際に治る病気というのは全体の20%しかなく、、 という書き出しではじまり、予防医学としていかに老化と、それに伴う病気を防ぐかに重きをおかれて書かれた一冊です。
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塩釜 すし哲物語 上野 俊彦
¥500
お寿司でマグロなど普通と思っていた。 しかしながら、 マグロの王様 ホンマグロ お寿司になると本領を発揮する、ミナミマグロ 大きな目が特徴、メバチマグロ 上品な味の、キハダマグロ シーチキンで有名な、ビンナガマグロ こんなにあるなんて知らなくて、よく考えもしないで食べていた事が判明。 本書は、塩釜ですし店「すし哲」を営む白幡泰三さんが主人公であり、白幡泰三さんは、昭和25年生まれ、その年の12月に 蔵相池田勇人の有名な、「貧乏人は麦を食え」発言があった。などと、時代背景までもしっかり描かれております。 余談ですが、ちなみに、私は、健康のために白米に麦を混ぜて食していたのですが、ある日、”麦だけの方がもっと効果があるのでは?!”と考え”麦のみで炊いてみたところ、ぼそぼそしていてとても食べれるものではありませんでした。 昭和25年といえば、いまから70年ほど前になりますが、特権階級の思考はあまりかわってないように思えますね。 さて、初版の本書では、第1章から第7章での構成となっておりましたが、塩釜の土地というわけで、3・11は避けては話せないとのことで、第8章 運命の3月11日 が追加として白幡さん一家のこの12年についても振り返っておられます。 著者のジャーナリスト、上野俊彦さんに語られた言葉、 「自然が荒れ狂うとこうなる。だけど、海の恵みを享受してきた人間は海を恨んでも仕方ないのです。」が沁みました。 この言葉は応用が利きますね。 親はうっとうしい。だけど、親に育てられたからには恨んでも仕方がない。 給料が安く、待遇も悪い。だけど、自分を買ってくれる会社なんだし恨んでも仕方がない。 嫁の小言がうっとうしい。だけど、嫁がいない生活は想像ができない。恨んでも仕方がない。 著者の上野俊彦さんは、、民俗学者 宮本常一さんに影響をうけられたそうですが、知名度は断トツ、宮本さんが格上ですね。 頑張れ。上野俊彦!!
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車輪の下 ヘルマン・ヘッセ
¥300
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こちらの一冊で思い知らされたのは、 「人の期待に応えるのもほどほどにしないといけない。」 の一言に尽きます。 神父になれず、腑抜けになってしまったハンスは、もう他の何にもなれませんでした。 結局、父親や、先生たちが過剰な期待をかけ、ひとりの才能のある青年を潰してしまった。 ヘッセの代表的自伝小説といわれているのですが、ヘッセ自身は「詩人になるか、でなければ、何にもなりたくない。」と神学校を脱走。第一次世界大戦中、彼の人道主義は国から批判を浴び窮地に陥るが、数々の名作を世に出し、晩年はノーベル平和賞受賞。 世の中とは、その時々の都合で、危険人物扱いしたりしていたにも関わらず、時代背景が変わると、手のひら返して賞を与える。ヘッセ自身のその都度、精神を病んだり、またその負のエネルギーを作品に反映させたり、、、 それでも、数々の名作を世に残し、85歳まで生永らえた事に心より尊敬と敬意を表します。
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蔵書の苦しみ 岡崎武志
¥500
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本壁面本棚などは憧れであり、夢のような空間ではありませんか? などと考えながら読み進めるが、蔵書がたくさんあるといっても、私などの想像では200冊・300冊。 ところが、本書に登場してくる方々は、2万冊・3万冊の蔵書をお持ちで、夢の壁面本棚などは、満杯で、玄関から部屋に続く廊下にも。本が積み上げられ、寝室などは寝る場所以外は本。 古本屋さんが買い取りにこられても、布団を踏んで歩かないと移動できない。 本を繭のように暮らしておられ、とても幸せなのであります。 不便なことといえば、その時に再読したい本が見当たらず、また買ってしまう。 2Fの部屋に本を置きすぎ、1Fの大家さんの部屋の扉が重さで歪み閉まらなくなってしまう。 本のエンゲル係数が高すぎる・・・ そして、手放すのが身を斬られるがごとく辛い。だって、一冊、一冊に思い入れがありすぎて。 かといって不便な事が多くなりすぎて、、、トランクルームなんてものは焼け石に水。 さて、本書に火事でお宝が全部燃えてしまった方のセリフが掲載されておりました。 「焼けた本の山は真白な灰の山でした。きれいでしたねえ。足を突っ込んだらズブリと膝まで入っちゃった。まるで軽いケーキの中へ足を突っ込んじゃった感じでした。」
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あなたが消えた夜に 中村 文則
¥500
SOLD OUT
中村 文則さんってはじめて読んだけれど芥川賞とってらしたんですね。 芥川賞といえば、直木賞とともに発表されますが、どちらかというと直木賞作品の方がエンタメ性があり楽しいですよね。 ご想像のとおり、大変暗い作品となっておりまして、「性依存」を題材に「人の闇」を描いた作品となっております。 依存といえば、買い物依存、アルコール依存、恋愛依存、等々ありますが、 ”依存症の原因はどれも同じ” 依存症になると最終、精神科に通院するかもしれませんが、本書では”患者を洗脳する精神科医”なども登場し、世に救いなどないように感じます。 ですが、本書の中にも光があります。ぜひ、ご自分で発見してみてくださいっ!!
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その「おこだわり」俺にもくれよ‼️ 清野 とおる
¥500
SOLD OUT
①②セットで。 壇蜜さんとご結婚されてから、一躍有名になられた清野とおるさん。 〝いったいどんな奴やねん!〝と思われたそこのあなた。 清野とおるさんの魅力がつまったこちらをどうぞ。 「このキャラは他になく、一度、面白さを知ったら離せない。あなたしかいない。 代わりなんて見つからんない。」 がわかります!!
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「泥沼」相続争い 加藤 剛毅
¥500
SOLD OUT
【システム上価格をつけていますが、 本書は献本で頂いた本のため無料】 ⬇️ 購入前に、まずはご連絡くださいませ。 (個人情報は収集しておりません) ※相続トラブルの約75%は遺産額が5000万円以下コラムより※ 「相続で揉めるのは一部の富裕層だろ?」 という思い込みが如何に危機感のないものか思い知らされます。 本書は200件以上の相続案件を解決された弁護士の先生による一冊。 印象に残っているのは、大正時代に亡くなった先代の相続人を調べていくと、50人にも及びそれらを解決されたお話です。 「別にお金や土地は要らないし。興味ないから。」「死んだ後のことなんて知るかよ。」 などと放置しておくと、あなたの大切な、子孫が泣きをみることに事になるのです。(この場合は、子どもや孫などと違って、子孫ですね。だって、顔を見ることも多分ないのですから) 「面倒くさい。」わかります!! それでも、本書は学術的な専門書ではなく、素人向けにわかりやすく書かれており、わからない用語がでてきそうになったら、親切丁寧に用語の説明をしてくださってます。 ぜひ、一度手に取り、悲劇など起きないように未然に学ぼうではありませんか。 「それによって仕事が減っても仕方ない」と著者も文中で言ってくれてます。 今の時代、「死を考えることは縁起でもない。死は忌み嫌うもの。」ではありません。 人間の致死率は100%なのですよ。 誰もが遭遇するものであり、死に方を考える事は、生き方を考える事ではないでしょうか。